2017.05.09
看護部 看護師 │ K.K
今回、私の患者体験を通して感じたことをお話したいと思います。
私は、今から約7年前(40歳を過ぎた頃)子宮腺筋症という診断を受け、半年に1回婦人科に通い、経過をみていました。
(子宮腺筋症とは、子宮内膜の組織が子宮の筋層内に潜り込んで増殖する病気で、悪性疾患ではありませんが強い月経痛や月経過多がみられ、日常生活に支障をきたす場合が多いといわれています。)
私の場合、大きな支障はなく5年の月日が過ぎましたが、2年くらい前から、月経血の量が増えたこと、下腹部に硬いものが触れるようになり、しばらくすると足がむくみ始めました。
看護師である私は、腎臓が悪いのか?心臓か?色々不安になり始め、当院の医師へ相談したところ、血液検査は問題なく、さて、なんだろう?と考え子宮腺筋症がある事を医師へ伝えるとMRIを撮影することになりました。そうしたら、なんと!大きさが、本来、鶏卵大くらい子宮が、児頭大(赤ちゃんの頭大)もあった事が判明し、年齢と今後のことを考え迷わず手術することを決めました。
紹介先の医師の第一声が「ここまでよく我慢していましたね。」でした。子宮が大きすぎるため手術のリスクが高くなるとのことで、ホルモン治療を半年間行い小さくしてから手術を受けることになりました。そのかいがあり少しだけ小さくなり、昨年4月25日に無事手術を受けることが出来ました。手術後、思っていたよりも順調に回復し、手術前の不安はどこへいったのかと思うほどでした。
ただ、傷の痛みや、この先の経過がどうなるのかなど不安がなかったわけではありません。そんな時、入院期間中が4月ということもあり、新人の看護師が担当してくれました。何をやるにも慎重で、丁寧で私の不安を傾聴してくれたおかげで、安心して入院生活を送ることができ、また、一生懸命に看護している姿を見て、普段の自分の行動を振り返る良い機会となりました。そして、今年4月で1年が経ちましたが、入院中のことを思い返し、今後は自身の体験を踏まえて、患者さんの立場になりケアが出来る看護師として頑張っていきたいと思います。
看護部 看護師 │ K.K
今回、私の患者体験を通して感じたことをお話したいと思います。
私は、今から約7年前(40歳を過ぎた頃)子宮腺筋症という診断を受け、半年に1回婦人科に通い、経過をみていました。
(子宮腺筋症とは、子宮内膜の組織が子宮の筋層内に潜り込んで増殖する病気で、悪性疾患ではありませんが強い月経痛や月経過多がみられ、日常生活に支障をきたす場合が多いといわれています。)
私の場合、大きな支障はなく5年の月日が過ぎましたが、2年くらい前から、月経血の量が増えたこと、下腹部に硬いものが触れるようになり、しばらくすると足がむくみ始めました。
看護師である私は、腎臓が悪いのか?心臓か?色々不安になり始め、当院の医師へ相談したところ、血液検査は問題なく、さて、なんだろう?と考え子宮腺筋症がある事を医師へ伝えるとMRIを撮影することになりました。そうしたら、なんと!大きさが、本来、鶏卵大くらい子宮が、児頭大(赤ちゃんの頭大)もあった事が判明し、年齢と今後のことを考え迷わず手術することを決めました。
紹介先の医師の第一声が「ここまでよく我慢していましたね。」でした。子宮が大きすぎるため手術のリスクが高くなるとのことで、ホルモン治療を半年間行い小さくしてから手術を受けることになりました。そのかいがあり少しだけ小さくなり、昨年4月25日に無事手術を受けることが出来ました。手術後、思っていたよりも順調に回復し、手術前の不安はどこへいったのかと思うほどでした。
ただ、傷の痛みや、この先の経過がどうなるのかなど不安がなかったわけではありません。そんな時、入院期間中が4月ということもあり、新人の看護師が担当してくれました。何をやるにも慎重で、丁寧で私の不安を傾聴してくれたおかげで、安心して入院生活を送ることができ、また、一生懸命に看護している姿を見て、普段の自分の行動を振り返る良い機会となりました。そして、今年4月で1年が経ちましたが、入院中のことを思い返し、今後は自身の体験を踏まえて、患者さんの立場になりケアが出来る看護師として頑張っていきたいと思います。
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