看護師になって
看護師のスタートは、ホスピスや抗がん剤治療の専門病院でした。患者さん一人ひとりの関わりはとても貴重で充実したものでした。ホスピスの看護は、患者さんの苦痛を一つ一つ丁寧に緩和できるようにケアを行い看取りということが多かったです。抗がん剤治療は、日進月歩、新しい抗がん剤が次々に登場し日々勉強していき、関りの難しい患者さんにはチームとなって関りを統一していきました。ですが、充実した日々の傍ら、業務に追われて冷静に看護を振り返る余裕がなくなっていました。そんな時、新天地で一人ゆっくり立ち止まって考えたいと思うようになりスズキ病院への転職を決意しました。
転職して1年が経ちますがからも自分の看護はあっているのだろうか自問自答する日々です。だんだん焦りも出てきて先走りぎみな気持ちが出てきた矢先に体調を崩してしまいました。とてもショックで泣きたい気持ちになりました。また、このまま私が看護師としてゆっくり見つめていきたいという思いが終わってしまうのではないかと思うこともありました。迷惑をかけたにも関わらず病棟の先輩は励ましてくれてなんとか体調を戻すことができました。そんな時、もう一度自分のペースで一つ一つ看護を学び実践に繋げていこうと思うことができました。ごく最近ですが少しずつ自分の看護の考えを自信もって伝えられるようになってきました。まだまだ未熟者ですがこれからも看護について勉強していき実践に繋げていきたいと考えています。
2020.03.30 看護日記
念願のヨーロッパへ
今年の1月の終わりに4泊6日でスペインのバルセロナとイタリアのベネチアに旅行へ行きました。夫はスペインに短期留学の経験もあり、今回でスペインは3回目でした。私はヨーロッパへの海外旅行は初めてで、一度水の都と言われているベネチアに行きたいと思っていました。実際に行くと予想以上に街並みが綺麗で、気づくと1日3万歩も歩いていました。事前にヨーロッパはスリが多いということを聞いてはいましたが、初日に私はスマートフォンをすられてしまいました。夫がすぐに気づき取り返すことができましたが、海外のおそろしさと日本の安全さを改めて感じました。それからは周囲を警戒しつつトラブルなく楽しく過ごせましたが、英語やスペイン語を話せない私は夫に頼りっぱなしでした。どこの国へ行っても、結局は英語が共通言語として使われていることが多く、今回改めて英語を話せるようになりたいと思いました。これから英語を少しずつ勉強して、また海外旅行に行きたいと思います。
2020.03.06 看護日記
長女の就学を控え
私事で恐縮ですが令和2年4月に長女が就学を迎えます。私にとって就職してすぐに誕生した長女であり、妻と共に育児をする中で私自身も人間として成長させてもらったと感じています。そんな長女が小学校に入るにあたり文房具や学校指定の体操服を揃えたり、通学路を覚えたり、自分の名前をひらがなで書く連取をしたりと現在様々な準備を開始しています。長女本人は楽しみでしかたないといった様子です。長女の就学と共に自分自身も一段階成長できればと思っております。
2020.03.06 看護日記
ただいま成長中
みなさんは、金魚の赤ちゃんが何色かご存知でしょうか。
昨年の春、初めて金魚の赤ちゃんたちを自宅に迎えました。数㎜、5㎜にも満たない赤ちゃんたち30匹がやってきたのです。
これまで、ある程度成長した金魚しか迎えたことのない私は、彼らを見て驚きました。なんとみんな真っ黒!赤や白などのカラフルさはかけらもありません。
実は、インターネットで購入したのですが、イメージ画像も成長した金魚の画像だったため、彼らが入っていた発泡スチロールの袋を開けて驚きが止まりませんでした。
それはさておき、みんな順調に成長し、徐々に黒い色が抜け始め、ようやく赤や白といった色が浮き出し始めました。途中から、ベランダに大きいプラ容器を準備し、ビオトープのようなものを作成し…今では1~1.5㎝まで成長しました。色も濃い色へと変化してきています。
彼らの成長を楽しみに、今日も頑張ろうと思います。
2020.03.01 看護日記
日々感謝
お正月は実家に帰省した。いつも子どもと2人の時間が長いので、私の母、祖母など、多くの大人の目で子どもを見てもらうことができ、穏やかに過ごせた。東京に帰ってからは魔の二歳児といわれる我が子に振り回される日々が戻り、一気に疲れが。そして怒りの矛先は夫へと向かい、帰宅した夫へイライラしたまま不愛想な対応をすることになった。
その日の夜中2時、ふと目が覚めると夫も起きており、「温泉予約したから。」と。イライラした私を見かねたようだが、心遣いがうれしかった。
私は看護師としての経験が浅くブランクもあり、復職を考えたときに受け入れてくれる場所があるか不安が大きかった。しかし、そんな私を受け入れてくれる場所が見つかり、周りのスタッフに支えられながら働くことができている。また、私を始め、家族が健康でなければ働くことはできない。忙しい生活の中で忘れがちになってしまうが、周りの人への感謝の気持ちを忘れずに日々過ごしていきたいと思う。
2020.02.04 看護日記
リフレクション
今回は私の趣味にもなっているカメラについてお話しようと思います。
みなさんは雨といったらどんな印象でしょうか。
どんよりしていて、濡れるし、寒いし、じめじめするし…傘が必要で洗濯物は乾かないし…嫌だなと思う方も多いかと思います。私もそう思う一人でした。
ただ、ある日を境に一転。雨が好きに変わったのです。
普段、休みの日には気分転換でディズニーリゾートへ遊びに行くことが多いのですが、アトラクションを楽しむというより、パークの風景を撮ることが多くなっています。その中でも特に自分が好き好んで撮っている写真があります。鏡や窓ガラス、水面などに反射させて撮る写真です。その撮影方法をリフレクションと言います。
初めてそのリフレクションの写真を見たときあまりの美しさに感動し、自分も撮ってみたいと思い、いつもは晴れた日にしか行かなかったのですが、あえて雨の日を選んで遊びに行きました。すると晴れの日では見ることの出来ない光景が目の前に広がっていたのです。地面に光が反射し、キラキラ輝く普段見ることのできない特別な世界。私はその風景に心を奪われたのです。
それからと言うもの、雨の日でも外出する機会が増え、今では雨が降る日を心待ちにするようになりました。
雨が好きになるきっかけをくれたのです。
カメラを持っていなくてもケータイやスマートフォンでも気軽に撮ることが出来ます。
水溜りにカメラを近づけると眼に映る風景が水溜りにも反射され、水溜りを境に上下に同じ風景が映る写真を撮ることが出来ます。ただ水の中にだけ落とさないよう気をつけて下さいね。
いつも見る景色とは違った風景を見ることが出来ますよ。
そんな雨の日限定の特別な世界を皆さんも楽しんでみてください。
雨の日でも皆さんの気分が少しでも晴れた気持ちになりますように。
2020.01.27 看護日記
我が家のかわいいワンコ。
昨年5月、とあるペットショップにたまたま行き、そこで衝撃的な出会いを果たしました。
2ヶ月のミニチュアシュナウザーの女の子でした。私がというより、主人が一目ぼれをし、その日の夕方にもう一度お店を訪れ飼うことになりました。私は、小学生のころにセキセイインコを飼ったことはありましたが、犬を飼うのははじめてでした。(主人は、幼少期から犬やウサギなどを実家で飼っていたそうです。)
犬初心者の私は、しつけの仕方がわからず慌てるばかりでした。イタズラをされても、あのうるんだ瞳で見つめられるとついつい許してしまい、相当甘やかしてしまい、トイレをしつけるのに1年弱かかってしまいました。
そんなわけで私の生活は一変してしまいました。まさに犬中心の生活になりました。お仕事帰りは寄り道をせず急いで帰り、お休みの日は、できる限りをお家で犬と過ごしたりお散歩に行きます。
犬を飼っている職員も多いので情報交換をしたり、今まで話す機会の少なかった職員とも話をするきっかけにもなっています。また、犬を飼っている患者さんやご家族と会話が弾むこともあります。
本来であれば四六時中一緒にいたいので、スズキ病院専属のセラピードッグに立候補したいところですが、甘やかしているせいで利口ではないため、しつけを頑張っていきたいと思います。
2019.12.04 看護日記
言葉の力
私は人生の節目に、恩師だったり友人であったり職場の先輩であったりと人との出会いの中で色々な言葉をかけて頂いた。今まで頂いた言葉は私にとって力になっている。そんなことから私は「言葉」が好きで心に響いた言葉は日誌に書き留めている。
今回いくつか紹介したい。
=高校の恩師より=
「私はらせん階段のように変わっていく成長していく人生が望みです。遠回りしてもあまり変わっていないように見えても下を見てみたら、ほら、こんなに登ったよと緩やかだけど着々と成長していくらせん階段のような人生を送って下さい。」
=看護学校の恩師より=
「知識がないと患者さんにやさしくなれない。沢山学んで知識を増やし患者さんにやさしくなって下さい。」
=尊敬する看護師さんより=
「人と人とのふれあいにはぬくもりがある。」
これらの言葉は私の看護の原点になっている。これからもぬくもりのある看護をしていきたいと思っている。
そのためには、日々臨床の場や自己学習などで少しずつでも学び知識を増やして患者さんにやさしくぬくもりのある看護ができるよう努めて行きたいと思っている。
2019.10.12 看護日記
週末の楽しみ
週末見つけては「釣り」にいきます。たくさん釣れることは少ないですが、浮きを気にしながら過ぎる時間が楽しみです。女性にとって「釣り」といったらあまりイメージがよくないようです。
―餌が気持ち悪い・・魚が触れない・・暇そう・・-
などの印象が多いようです。確かに、おしゃれなイメージは無いように思われます。しかし、釣り場にいくと釣りを楽しむ若い人も沢山います。餌も虫餌を使わなくても釣りができます。道具を使えば魚に極力触らずに針から外すことができます。同性の友人と「釣りに行こうよ。」と言う会話はしたことがありませんが、釣りを楽しみとする女性の釣り人が増えるといいと思っています。
2019.10.12 看護日記
癒しの旅
今回、指向を変えて、個人的に私の癒しを紹介したいと思います。
みなさん『観音巡礼』という言葉をご存じでしょうか。昔は『お札打ち』といって、お寺にお札を納め、巡ることです。病院の広報誌にお寺って…と思われるかもしれませんが、お堂までは歩きますし、身支度を整えてから参拝しますので、ある意味運動かなと思いますので、そこは深く考えず^^;
私は実家で両親と一緒に観音巡礼をしています。最初は、ドライブや観光気分で巡っていて、特に何も考えず巡っていました。しかし回数を重ねていくと、お堂の独特な木の香りと、少し薄暗い空間が、不思議とホッと落ち着く時間を与えてくれるようになりました。最近では、しばらくお堂でボーっとしていることも…^^
毎日忙しく過ごしている方、少し変わった過ごし方をしてみたい方、近くのお札所に行ってみて下さい。もしかしたら、私のようにちょっとした癒し、楽しみになるかもしれませんよ。
←こんな格好で、ぐるぐる巡っています((笑))
2019.08.20 看護日記