SAIBOKU

最近のリフレッシュといえばスパや銭湯でゆったり過ごすこと。

二年ぶりになるだろうか。
埼玉県の狭山にあるサイボクハム(埼玉種蓄牧場)に行ってみた。
豚の飼育施設、敷地内に加工工場を持って豚肉や手作りハムやソーセージを直売しているミートショップ、野菜直売所などがある。                   
さらに、レストラン、パークゴルフ場や温泉施設を備え、1日楽しめるテーマパーク型複合施設である。

本来なら見れるはずのトントンハウス。「白、黒、茶色」の三匹の子豚を飼育展示していた。
上から見ると、まるで3色のソーセージ。とてもかわいいけどよだれが出そう。
現在は豚コレラの影響で展示中止。会えなくて残念。
そして店も定休日があり、ソーセージも買えず、ツイてない。

今回は同敷地内にある、天然温泉『花鳥風月』に入った。高濃度炭酸温泉がお気に入り。
レストランでは豚丼を食べて満足。
のんびりしすぎて帰りは終バスがなくなって、駅まで1時間歩くことに。
疲れたな~

2019.07.20 看護日記

元・山ガール

山ガールという呼称が一般的になりかなり経つが、今やガールとは過去のもになった山好きのアラフィフの私が大好きな山について書こうと思う。
九州の片田舎で生まれた私は四方を山に囲まれた環境で20歳まで過ごした。いつかあの山を越えて、山が見えない都会で暮らすんだと思いながら多感な十代を過ごした後、現在は日本の首都東京で生活している。
ところが三十代半ばに尾瀬に行ったことをきっかけに、木や土や森、あんなに避けていたそれらのものに惹かれるようになっていき、今や山登りは大切な趣味となっている。
最近ではピークを踏むことよりも植物や風景を撮影したり、山で調理したりすることの方が楽しくなってきた。山に行く目的や楽しみ方は人それぞれ。山で過ごす時間は私にとって、幸せで贅沢な時間である。

2019.07.11 看護日記

旅行が好きになったわけ

 私の趣味は旅行で、旅行が好きになったきっかけを今回は書いてみようと思う。
 看護学生の時、有志でナイチンゲールの足跡を辿る、「ヨーロッパ研修」というものがあった。生誕地であるイタリア、看護師の総責任者として活躍したスクタリ病院があるトルコ、運営に携わった聖トーマス病院そしてナイチンゲール博物館があるイギリスの3カ国を周遊するものである。毎年開催されており、学年も関係なく、希望があれば参加できるというものであった。
 ナイチンゲールについては看護師なら一度は触れたことがあると思う。看護教育や疫学について考え、私たち看護師のバイブルである「看護覚え書」を記した。ある日、「看護師になりなさい」と神の声を聞いたナイチンゲールは看護師を目指すこととなる。当時の看護職は現在のように確立した仕事ではなく、ナイチンゲールの働きによって、看護学校や公衆衛生学の基礎が築かれた。
 ナイチンゲールの人生を送った場所を回るのだが、彼女の実家は映画に出てきそうな、優雅で可憐な建物である。きっとここで何事もなく暮らすことができたと思うが、看護に尽力を注ぐ人生を送り、晩年は慢性疲労のため、ほとんどベッドで過していたとのこと。一番印象に残った場所が、イギリスにあるナイチンゲールのお墓である。ナイチンゲールは有名になり過ぎたことを嫌い、遺言で墓碑にはイニシャルと生没年「F.N. Born 1820-5-12 Dead 1910-8-13」のみ刻んである。とてもシンプルなお墓だ。彼女の人柄をとても感じた。
 この旅行で実際にナイチンゲールが過した場所を見聞することで、伝記や授業だけでは感じられない、その人の人生に触れることが出来た気がした。そして、トルコに関しては5年後、再度足を運んでいる。行くまでは興味がなかったのに、日本と違う街並みや宗教観、初めて見るもの全てに感銘を受け、とてもこの国を気に入った。要は見て・聞いて・感じて、五感をフルに使わないと実際どうなっているのかはわからない。この体験後、その思いが私の中で一つの価値観となり、旅行が趣味となった。これは日々行っている看護にも言えることではないだろうか?五感をフルに使って、患者を看る。その人の生活や人となりを見る。仕事と趣味はまったく別ものではないと感じ、今日も次の旅行計画を立てているのである。

2019.06.09 看護日記

足音

 ミシ、ミシ、ザザ、ズズ、ザザ、ズズ。今日も聞こえてきた。少しずつ近づいてくる。思わず息をひそめて部屋の扉を押さえる。
 私が小学生の頃、祖父は認知症となり、中学生の頃には症状はどんどん進行した。私を含め兄弟たちは認知症を理解しておらず、「おじいちゃん、またぼけちゃったね」とよく話していた。祖父は穏やかで優しく頑固な性格だった。その祖父がいつの日からか、食べたことを忘れ、食事はまだかと何度も言ってきたり、いつのまにかいなくなり頭や顔面から血を流して帰ってくる。そのうち、近所の方から、お宅のおじいちゃんが裸足で外を歩いていると連絡がくることもあった。昼夜逆転し、夜中に起きてキッチンにあるものを食べていたり、2階にあがってきて部屋の扉を開けに来る。夜中にミシミシと階段を昇り、すり足でザザ、ズズという足音が聞こえてくる。私の部屋の扉は、私が押さえているのですぐに諦めて、別な兄弟の部屋の扉を開け、「何やっているの」と怒られ、1階にまた戻っていく。何度もその行動は繰り返されており、足音がない夜はホッとしたもんだった。「おじいちゃん、さっきも言ったっしょ。それはダメ。ごはん?さっき食べたしょ。」こんなやりとりも日常茶飯事で、難聴のため、皆、大声となり口調はだんだんときつくなっていく。そんな時の祖父の悲しそうな表情が今でも思い出される。
 自分の言葉や態度は、祖父の認知症を進行させていたということに気づくのはちょっと遅かった。祖父が毎晩のように2階にあがってきたのは、誰かを探していたのか、寂しかったのか、当時は理由を考えることはしなかった。そして、祖父のあの足音は聞こえなくなった。
 祖父の存在は、私が看護師としてどうあるべきかを考える機会になっている。そして、祖父と同じ思いはもうさせたくないと思う。あの時、もっと優しく話しかけていれば、もっとゆっくり話を聞いていれば、何度でも同じ話を根気よく聞いていれば、あんな悲しい祖父の顔を見なくて済んだのにと今でも悔やまれる。同じ後悔を繰り返さないよう、これからも患者さんと向き合っていきたいと思う。

2019.05.20 看護日記

お花見

 桜が咲き、病院の前の道路沿いの桜も満開になり花を見ながら通勤しました。夜勤で夜来る際は夜桜も見ることが出来ました。今年は千代田区の千鳥ケ淵に行きました。人が沢山いましたが桜のほかに菜の花も咲いていて本当に綺麗でした。今年の4月はまだ時々冬の寒さに戻る時があるのでまだ衣装替えが終わりきりません。早く暖かくなってほしいです。

2019.04.27 看護日記

文具女子・・・

 私の好きなものに、文房具があります。小学校のころからロケットペンシル、香りつきケシゴム、光るカラーペンなどなど、乙女心をくすぐられました。あとは、好きなサンリオのキャラクターの文房具、それだけで授業が楽しいものになっていました。かといってテストの点数が良くなるかというとそういう訳ではありませんでしたが・・・。数十年が経ち、私も充分大人になりキラキラ文具を持つには無理がある年齢となりました。今は機能性を備えた可愛い文具に惹かれています。
 去年平成最後の12月女子文具博が、開かれました。開催数ヶ月前から女性誌で特集されていたので、覚悟はしていましたが、すごい人出でした。3日間の開催で、延べ35000人の来場者数だったようです。ただっ広いフロアに文具メーカーのブースがひしめきあっていて、近寄るのも一苦労です。小学生から老年男子、車椅子の方まで、共通点は「文具好き」だけ。各文具メーカーの方の情熱も感じられてハードでしたが、楽しい1日でした。
 授業や勉強も大切なものだし、自分のためのもの。でも気分が乗らない時もある。そういう時文具を見るだけで、くすっとしたり、あったかい気持ちになってがんばろうと思えたり、私にとって文具はそんな存在です。ボールペンの書きやすさで仕事の速さも違う気がする。魔法のペンがあれば、仕事ががんばれる。そんなオンリーワンを探して今日も文具売り場をさまよっています。

2019.04.15 看護日記

3月になるとなんとなく、心がそわそわするのはなぜでしょうか?
卒業シーズン、新しいことが始まる(進級や入学、転職、就職などなど)季節。
あとはやはりいろいろな花が咲くこと。特に桜は別格だと思います。
桜が咲いているだけでうれしくてそわそわしてしまいます。天気の良いときは、ちょっと歩いてみようかな、なんて気分にもなります。毎年、今年こそはお花見するぞ、と思いますがなかなか時間もなく、普段の通勤の行き帰りで終わってしまっています。あーもう葉桜・・・悲しい。今年も今のところお花見の計画は立てられずにいますが、子どもが春休みの間どこかに行けたらよいなと思っています。
お花見のガイドブックでも見ながら心そわそわさせたいです。

2019.04.04 看護日記

運転免許

 最近、3人の子どもの移動のために、車の運転の練習をしています。長いことペーパードライバーでしたが、子ども達に何かあったときに乗せられるようにと決心しました。
 私は看護学校を卒業してから実家で自動車学校に通っていました。しかし就職で他県に行くまで3週間ほどでは自動車学校を卒業できず、就職先の自動車学校に転校しました。就職後は仕事が休みの日に通い、3ヶ月ほどかかり免許を取ることができました。一生懸命免許を取ったときのことを思い出しながら今、運転の練習をしています。

2019.03.31 看護日記

最近、不調

 去年の暮れから膝が痛い。レントゲン上、骨は大丈夫だそうだ。
膝を曲げると痛いので腰を曲げてケアをしてしまう。そうすると腰が痛くなる。
体重オーバーかと思い食事に注意したが続かず。
今は就前のストレッチ体操をしている。ストレッチでも次の日に肩こりや筋肉痛が出て、トホホ(涙)の心境。
あと少しで春の検診もあるしもう少しストレッチは続けてみようと思う。
運動してるのに、年なのかなー・・・。

2019.03.18 看護日記

インフルエンザ予防と口腔ケア

今シーズンも東京にインフルエンザ流行の注意報がでました。
体調を整え、マスクの着用や手洗いの励行、予防接種の投与などが対策として一般的です。私が在籍している日本口腔ケア学会で、報告されたインフルエンザ予防についての内容を抜粋してお伝えしたいと思います。

◎起床時は特に口腔内の汚染がひどいので、起床時に少なくともうがいを行うこと
◎外出から帰宅したら顔や手を洗い、うがいを行うこと
◎可能な限り、こまめにうがいを行うこと
 うがいは地域によって梅酢や緑茶、生姜湯などをすすめるところがあるが、基本的には乾燥が予防でき口腔内が湿潤していれば有効
 個人による効果を確認してみるとよい

決して特別なことはないと思いますので、試してみてはいかがでしょうか…

《医学研究・健康増進活動助成事業報告》より引用

2019.02.19 看護日記