2018.02.14
病棟看護師 1病棟 │ K・K
私が新人看護師になった頃、末期がんの患者がいる病棟に勤務していました。
日々の業務をこなす事で精一杯だった私に、いつも優しく見守り励ましてくれる患者さんと出会いました。その患者さんも病状が悪化し辛いであろう時ナースコールがありました。すぐには行けない私は「少しお待ちください」と伝えたままでやっと訪室するころには長い時間が経っていました。普段穏やかな患者さんが「いつまで待たせるんだ!何やってたんだ!もういい来るな!」と言われ、その後受け持つことなく亡くなってしまいました。心残りだった私に先輩は、本当はあの時来るなと言われても積極的に来て欲しかった、待たせた事に腹を立てたのではなく一度顔を見せてくれればよかったんだとおっしゃっていた事を後から聞き、涙が止まらなく、何故あの時患者さんの気持ちを考えずに自分のことしか考えていない自分に気付き、反省しました。現在も看護師として働いていますが、あの時の患者さんの残してくれた言葉を大切にして、今後も患者に寄り添える看護師として努力していきます。
病棟看護師 1病棟 │ K・K
私が新人看護師になった頃、末期がんの患者がいる病棟に勤務していました。
日々の業務をこなす事で精一杯だった私に、いつも優しく見守り励ましてくれる患者さんと出会いました。その患者さんも病状が悪化し辛いであろう時ナースコールがありました。すぐには行けない私は「少しお待ちください」と伝えたままでやっと訪室するころには長い時間が経っていました。普段穏やかな患者さんが「いつまで待たせるんだ!何やってたんだ!もういい来るな!」と言われ、その後受け持つことなく亡くなってしまいました。心残りだった私に先輩は、本当はあの時来るなと言われても積極的に来て欲しかった、待たせた事に腹を立てたのではなく一度顔を見せてくれればよかったんだとおっしゃっていた事を後から聞き、涙が止まらなく、何故あの時患者さんの気持ちを考えずに自分のことしか考えていない自分に気付き、反省しました。現在も看護師として働いていますが、あの時の患者さんの残してくれた言葉を大切にして、今後も患者に寄り添える看護師として努力していきます。