2018.06.19
病棟 看護師 │ A.T
今年私は、「3学会合同呼吸療法認定士」の更新を行いました。この資格を取ったきっか
けは、当時ムカついた先輩を見返してやりたいと思ったからです。以前は3次救急を扱う集
中治療部で勤務していました。そこに入る前の経験はSCU(脳卒中集中治療部)に一年と
産科、総合内科などでしたので、そこでは何もできない新人でした。プリセプターでもない
S先輩からの「呼吸器ウイニング(自力で呼吸ができるようにする準備)の仕方が悪いから
予定通り抜管できないじゃないか。」「こんな指示をなんでもらったのよ。」「この低体温
コントロールは、やった事がない人のやり方だ。これを後輩に伝えられたら困る。」などの
ご指摘を思い出します。そのうち見返してやりたいと思い、S先輩の得意そうな、呼吸器の
勉強を始めたのがきっかけです。〜コイツを鼻で笑ってやりたい〜という思いで、言われた
ら食い下がり、先輩を捕まえては勉強して来たことを伝えていたら、いつしか呼吸について
先輩と議論できるようになり、呼吸ケアチームの講師として、たまには使ってもらえるよう
になっていました。当時の上司のおかげで、「体温について」執筆もさせてもらえました。
言っておきますが、一度も褒められたことはありません。本当に生意気で可愛くない後輩だ
ったのでしょう。今思えば私があの時、努力できたのは、このS先輩がいたからかもしれま
せん。これも先輩の愛情だったのかもしれませんね。その後、出産と子育てで10年のブラ
ンクを抱えてしまいましたが、スズキ病院の、看護について共感できる文章を見つけ、ご縁
をいただきました。看護師は日々色んな分野での学びが必要です。そして知識や経験は看護
の力になると思います。今は次の世代にも、色々な事を伝えて行きたいなと思っています。
病棟 看護師 │ A.T
今年私は、「3学会合同呼吸療法認定士」の更新を行いました。この資格を取ったきっか
けは、当時ムカついた先輩を見返してやりたいと思ったからです。以前は3次救急を扱う集
中治療部で勤務していました。そこに入る前の経験はSCU(脳卒中集中治療部)に一年と
産科、総合内科などでしたので、そこでは何もできない新人でした。プリセプターでもない
S先輩からの「呼吸器ウイニング(自力で呼吸ができるようにする準備)の仕方が悪いから
予定通り抜管できないじゃないか。」「こんな指示をなんでもらったのよ。」「この低体温
コントロールは、やった事がない人のやり方だ。これを後輩に伝えられたら困る。」などの
ご指摘を思い出します。そのうち見返してやりたいと思い、S先輩の得意そうな、呼吸器の
勉強を始めたのがきっかけです。〜コイツを鼻で笑ってやりたい〜という思いで、言われた
ら食い下がり、先輩を捕まえては勉強して来たことを伝えていたら、いつしか呼吸について
先輩と議論できるようになり、呼吸ケアチームの講師として、たまには使ってもらえるよう
になっていました。当時の上司のおかげで、「体温について」執筆もさせてもらえました。
言っておきますが、一度も褒められたことはありません。本当に生意気で可愛くない後輩だ
ったのでしょう。今思えば私があの時、努力できたのは、このS先輩がいたからかもしれま
せん。これも先輩の愛情だったのかもしれませんね。その後、出産と子育てで10年のブラ
ンクを抱えてしまいましたが、スズキ病院の、看護について共感できる文章を見つけ、ご縁
をいただきました。看護師は日々色んな分野での学びが必要です。そして知識や経験は看護
の力になると思います。今は次の世代にも、色々な事を伝えて行きたいなと思っています。
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